「法務向け契約プレイブック機能」および「Wordアドイン機能」を同時リリース〜組織の審査基準を体系化し、Word上で契約審査を完結可能に〜

契約業務・管理クラウドサービス「Hubble(ハブル)」を提供する株式会社Hubble(本社:東京都渋谷区、CEO:早川 晋平、CTO:藤井 克也、CLO:酒井 智也)は、契約AIエージェント「Contract Flow Agent(CFA)」において、Microsoft Word(以下、Word)上でAI審査・編集を完結させる「Wordアドイン機能」、および組織固有の審査基準を効率的に体系化・運用する「法務向け契約プレイブック機能」を正式リリースいたしました。

本アップデートにより、法務の日常実務基盤であるWord上で、企業独自の審査基準(基本方針・許容範囲)が体系化されたプレイブックを適用し、組織として統一された判断品質の一貫性と高度化を両立します。さらに、ツール往復のないWord完結型の環境で、Hubble内の契約データや自社ナレッジをAIが参照し、高度な校正から修正提案までを一元支援することで、契約審査・編集工数の大幅削減を実現します。

機能概要

  • 法務向け契約プレイブック機能
    • 自社の契約データやひな型をもとにAIが審査基準の草案を自動生成。条文や論点ごとに基本方針や許容範囲を体系化し、ベテランの暗黙知を組織のナレッジとして資産化・運用する基盤機能です。
  • Wordアドイン機能
    • Word上でプレイブックの適用、類似契約書の参照、高度な校正(条ズレ・誤字脱字)から修正提案の提示、変更履歴の制御までを一元的に完結させる拡張機能です。

1.法務向け契約プレイブック機能の開発背景:契約プレイブックの構造的課題
企業間で交わされる契約の約8割は、NDAや取引基本契約をはじめとする定型的かつ低リスクな契約であり、法的解釈以上に「自社の取引リスクや実務上の許容範囲(取引論点)」をいかに明文化し、迅速に判断するかが重要となります。ベテラン担当者の暗黙知に依存している審査基準を契約プレイブック(実務ガイドライン)として形式知化・資産化することは、審査品質の平準化と判断スピード向上において極めて大きな意義を持ちます。

しかし、当社が独自に実施した契約プレイブックに関する実態調査(※)では、契約プレイブックの策定と運用には以下の構造的課題が存在することが浮き彫りとなりました。

  • 初期構築・セットアップ工数の過重
    • ゼロから審査基準を言語化・体系化する負担が極めて重く、手作業では整備が頓挫しやすい(37.9%が「初期構築・言語化の重さ」を課題と回答)。
  • 活用における「目視照合」の手間と検索性の限界
    • 契約プレイブックが存在しても、Wordと基準書を交互に目視照合する作業自体に多大な時間を要する(44.8%が「必要な基準の検索性」、31.0%が「目視照合の手間」を課題と回答)。
  • 個別管理・運用による陳腐化と形骸化
    • Microsoft ExcelやWordで個別管理されているため更新が属人化し、法改正やビジネスモデルの変化に追従できず陳腐化する(23.5%が過去に運用を断念)。

本アップデートは、これら「策定・活用・運用」の3つの課題を解決し、初期構築やセットアップの負担をかけずに、自社ナレッジや契約データからAIが契約プレイブックの策定・改訂を行い、Word上で審査中に即座に呼び出せる実務ガイドラインとして活用できる法務業務の基盤となります。

※株式会社Hubbleが、2026年6月に全国の企業・団体において、法務担当者として、または法務部門に所属する従業員として業務を行っている365名の方を対象に実施したアンケート調査。

https://go.hubble-docs.com/e-books/playbook-1

2.本機能が実現する提供価値

  • ツール往復摩擦の排除とWord完結型の高度な審査環境
    • Wordとブラウザ間の物理的な往復や、コピー&ペーストに伴う書式崩れ・貼り間違いを解消。自社ひな型と比較し「一致 / 範囲内 / 不一致」の3段階で差分を自動判定するほか、組織の審査基準との適合審査や個別条項の代替案をWord内で直接提示します。
  • 標準規格化と専用UIによる「持続可能なプレイブック基盤」
    • 過去に発表した「プレイブック策定支援機能(契約書編集画面での草稿作成補助)」から進化し、本機能では実務ガイドラインとして標準規格化された専用管理UIを搭載。ゼロからの言語化コストを削減するだけでなく、審査実績や社内コミュニケーションをもとにAIと対話しながら柔軟に改善・改訂し、プレイブックの陳腐化を防ぎます。
  • 判断の属人化防止とリスク管理の徹底
    • ベテランの暗黙知を組織の資産として可視化・共有。若手育成の負担を軽減するとともに、組織として統一された交渉基準に基づく判断品質の一貫性と高度化を両立します。

3.実務上の主な活用シーン

法務の日常の実務基盤であるWord上で、契約プレイブックの適用、類似契約書の参照、過去契約書の比較から誤字脱字の修正、Wordの高度な校正作業まで、契約審査の全作業が完結します。

  • プレイブックと比較した審査とWordへの即時反映
    • 審査基準(基本方針・許容範囲)と対象契約書をWord上で突合し、不一致箇所の抽出から代替条項の提示・変更履歴への適用までを完結。
  • 自社ひな型や過去契約書との比較・差分審査
    • Hubbleに蓄積された自社ひな型や過去の類似契約と突合し、変更点や逸脱している条件をWord上で即座に識別・校正。
  • 実務に寄り添った変更履歴制御と自動校閲
    • 誤字脱字の修正、条番号の連番チェック、相互参照のズレをAIが自動検出。さらに修正の性質(実質的な条件変更・機械的なテキスト置換・書式調整)に応じてAIが変更履歴の適用ロジックを制御し、安全性を維持しつつ操作負荷を最小化。Hubbleを介してWord上で行われた修正内容はHubbleのバージョン管理へ自動保存されます。

今後もHubbleは、法務担当者がより本質的なリスク判断や事業成長の支援に集中できるよう、テクノロジーを活用した最適な契約業務環境を提供してまいります。

「Hubble(ハブル)」とは

人とAI、法務と事業部門の協業性を向上させ、契約業務基盤の構築と定着を支援するクラウドサービスです。継続率は99%で、上場企業を中心に多くの企業に長くご利用いただいています。契約書の審査依頼から作成、検討過程や締結済契約書の管理まで、AIを活用しながら一気通貫でご利用いただけます。
また、コミュニケーションツールや電子契約システム等とのAPI連携も充実しており、既存ツールとの併用も可能です。

「カスタム項目AI自動入力」機能を搭載し、契約書管理に必須の主要9項目に加え、自社独自で管理したい項目も業界・業種を問わず自由に設定・運用いただけます。改正電子帳簿保存法にも完全対応(JIIMA認証取得)しており、更新期限の自動通知、柔軟な権限設定、紙と電子の契約書を横断して検索できる機能なども備え、セキュアで網羅性の高い契約データベースを構築することができます。

・サービスサイト:https://hubble-docs.com

「Contract Flow Agent(コントラクト・フロー・エージェント)」とは

契約業務における進行や意思決定の支援に特化した、契約AIエージェントです。Hubble上で行われる、契約書の起案・レビュー・承認・更新といった一連の契約業務フローにおいて、過去の業務履歴や社内ルール、判断基準をもとに「次に取るべきアクション」を提示し、業務を前に進めるための支援を行います。
従来からある、単なる文書チェックを行うAIとは異なり、「Contract Flow Agent」は契約実務の文脈を理解し、担当者の迷いをなくす伴走者として機能します。属人的な判断や手戻りの削減を通じて、契約業務を進め、法務と事業部門の協業を強力に後押しします。

・CFA特設ページ:https://hubble-docs.com/lp/ContractFlowAgent/


株式会社Hubble

株式会社Hubbleは、「手触りのある課題をテクノロジーによって解決し、働く人の個性や創造力が発揮される未来を創出する。」をパーパスに掲げ、以下のサービスを提供・運営しています。

Hubbleシリーズは上場企業からベンチャー企業まで業界・業種問わず累計導入社数1,000社以上にご利用いただいております(2026年8月時点)。

所在地: 〒150-0011 東京都渋谷区東1丁目32-12 渋谷プロパティータワー7階
取締役: 早川 晋平(CEO) / 藤井 克也(CTO)/ 酒井 智也(CLO 弁護士)
会社概要https://hubble-docs.com/about

【本件に関する報道関係者からのお問い合わせ先】
 株式会社Hubble 広報担当:中田(なかた)
電話:050-1808-4340 メールアドレス:brandcom@hubble-inc.jp

この記事をシェアする

トップ ニュース一覧 「法務向け契約プレイブック機能」および「Wordアドイン機能」を同時リリース〜組織の審査基準を体系化し、Word上で契約審査を完結可能に〜